
殆どの場合、相談にお越し頂く方の多くは女性です。
なぜ男性のお客さんは少ないのでしょう。この疑問は「陰陽論」を当てはめると、少し見えてくるものがあります。
陰陽論での性別は、陽は「男性」で陰は「女性」です。そして、陽は「精神的」であり、陰は「現実的」です。さらに、陽の質は外に向い、陰の質は内に向かう特性があります。
なので基本的に女性は「陰」です。
陰というのは「受動」なので、基本としては、誰かのアドバイスや何かを必要としている部分があるはずです。夫、パートナーがいても、頼れなければ、他者の意見が知りたいと思うものです。
友達に相談したり、家族に相談したり、信頼できる人に相談したりします。
周囲にそのような人がいなければ、カウンセリングを受けるとか、誰かにお金を払って相談するという方法に限られてきます。中でも気軽にできるのは「占い」です。
「アドバイスを求める」というのは、貰ったアドバイスを現実的なものに反映するという意味もあります。陰は現実的だからです。後述する石門星の質でもあります。
基本的に女性は横線(現実)の性質が強いため、横の世界に息苦しさを感じれば、縦線(精神)の世界から知恵を得ようと思う人もいます。
男性の場合、基本には「陽の質」(精神)があります。陽の質があるなら、自分が「太陽」になるわけなので、自分自身が主導的な立場になるわけです。つまり、自我で言えば「個」です。
男性が家庭を作るとなると、基本的には家系を守る大黒柱になるわけなので、受動的では家庭を守ることはできません。
狩りをするにも、農作をするにも、まずは自分の行動を基本にします。それが陽の質です。つまり、陽というのは”能動”であって、陰は”受動”です。
算命学で言えば、どの星も「陽の質」であれば自発的で、「陰の質」であれば受動的なのです。星でいえば、陽星の「貫索星」は男性的で、陰星の「石門星」は女性的です。
どちらも自我の星なのですが、貫索星は、先ほどの個人的な自我で、石門星は、共同の自我です。
共同の自我は、社交にあるので、コミュニケーションをとる事で「自我を確立する」という意味もあります。つまり、交流や枠組みによってアイデンティティを確立していくという事です。
でも、男性でも女性の質を持っている人もいて、男性っぽい性質の女性もいるわけですが、基本的には陰陽に分かれているわけです。
他にも、陰星の玉堂星は「受け身で教わる」、陽星の龍高星は「自助学習」、陰の調舒星は「間接的に伝える」、陽の鳳閣星は「ありのままを伝える」という具合です。
西洋の占星術で言えば、男性は「太陽」女性は「月」です。
月は満ち欠けで表情が変わります、満月になったり新月になったり、どれが本当の自分なのかを知りたい時もあるかもしれません。
どのみち、自分を知りたいという欲求は、内面的なものです。極端に言えば、「陰」なのです。悩みがある状態と、悩みがない状態です。
金星も同様に女性的で、陰の質です。
西洋占星術での特性として、月と金星は、夜に最も点数が高くなるのです。月と金星は女性の星なので、最も輝くのは、実は陰の時間なのです。夜というのは陰の世界です。
陰の質が強ければ、日の当たりにくい、隠れた世界に溶け込む事ができます。



