
日干支:甲戌。月干支:庚申。年干支:癸未。13:00
外国出身の友人の相談を受けた時の事。
彼女は離郷して、母国の別の都市に在住しています。一方で、離郷し取り残された祖母を心配し、故郷に戻るべきかどうかを悩んでいるという事。本当に自分はここに来て良かったのかどうか、不安を感じているという事。
友人の場合は、まだとても若い事もありますが、宿命で特徴的なのは日座天中殺の甲戌です。加えて生月中殺があります。
地元には戻りたくないけど、残された家族が心配という事。これは甲戌の特徴のひとつを示しています。つまり、家族に囚われる傾向があるという事になります。
チャートをみてみると、4ハウスに海王星があります。
古典占星術で4ハウスは父親のハウスですが、父親からの暴力を受けていたと話しています。ただ、母方の祖父母に擁護されていたという事。海王星は、混乱やドラッグ、欺瞞を表す天体です。
ジョニー・デップも同様に4ハウスに海王星がありますが、彼の幼少期を見てみると、同じく難ありの両親(酒浸り)であったようです。4ハウスに海王星とか、土星がある人は、厳しい家庭環境、もしくは宿命中殺の傾向があります。4ハウスは家系関連だからです。
日干の甲に対して月支は申で、調候守護神は丁と庚です。六親法で見て、両親の干支からその両親の干を辿ると、父方と母方それぞれ庚(車騎星)と丁(調舒星)が祖父母になり、これが守護神です。
実際に守護神側の祖父母の家に避難していたという事。
11ハウスの乙女座のステリウムも印象的。この星座は奉仕やサポートを意味するので、医療や福祉に縁があると言えます。実際に彼女は医療職です。使命星まで禄存星です。甲木に加え、生月中殺がある事から、社会にその才能を還元して行く宿命です。
どのみち宿命中殺は、既存の枠では生きにくいのかもしれません。
特に日座天中殺の場合だと、結婚で配偶者と実際に上手く続いている人は互いの干渉があまりなく、どちらも仕事をもって社会に出ているという事です。アナウンサー、旅行作家など。
今回の場合、恋人の星も中殺されている事に加え、既存のやり方では上手くいかないという事です。


