占星術で海外定住や旅行運を見る方法②

前回の続きを、インド占星術の観点から書いてみます。

インド占星術で言う外国は、遠方であっても国内を表す場合もあるという事です。日本なら北海道や沖縄に該当する可能性もあるため、外国を表す配置がチャートに出ていたとしても、その配置がいくつか重なることが重要な基準となるようです。

1ハウスの支配星が12ハウスに在住する

インド占星術でも1ハウスは自分であり、そこから最も遠い場所を示すのが12ハウス。12ハウスは外国や隔離地を示すハウスであり、ここに1ハウスの支配星が位置する場合、外国に仕事で居住したり、永住や定住を意味する。高揚した月や金星が在住したり、4ハウスの支配星が12ハウスに在住する場合もその可能性を高める。

7ハウスと9ハウスが強い

先程の12ハウスは最も遠い場所ですが、1ハウスの正反対にある7ハウスも外国を示します。また、9ハウスは外国や遠方、長期旅行のハウスであり、この9ハウスが強い場合も、西洋占星術同様に海外縁を示します。7ハウスと9ハウスが印象的な場合、留学や駐在等、長期にわたる海外での生活が示唆されますが、どちらのハウスもある程度の強さがある事が重要らしい。

1ハウスの支配星がラーフやケートゥと合

1ハウスの支配星が、外国や異端を示すラーフやケートゥと重なると海外との縁を強める。またそれが木星である場合は、その傾向が強まる。さらにその重なりが12ハウスにある場合は特にその傾向が強まる。

ラーフやケートゥが4ハウスや12ハウスに在住

4ハウスは祖国や環境を示すハウス。そこに外国を意味するラーフやケートゥが在住する場合、可能性を示唆する場合がある。また、7ハウスにこれらがある場合、配偶者が遠方の人である可能性があり、配偶者によって海外縁が生じる場合がある。配偶者を表す金星や木星が、ケートゥやラーフと重なっていても同様の傾向です。4ハウスが火星や土星、逆行天体で傷ついていても、似た意味になるようです。

ウパパダラグナ(UL)が9ハウス

アルーダ・パダの一つであるウパパダラグナ”UL”は配偶者について教えてくれるパダという事で、これが9ハウスにあれば外国での出会いを示す事があります。

7ハウスの支配星が9ハウスや12ハウスに在住

配偶者を示す7ハウスの支配星が9ハウスにある場合、その人は配偶者によって外国との縁を生じるか、海外旅行を楽しむ。また、それが12ハウスにある場合、配偶者は遠い地にいる可能性があり、定住や永住を示す場合があるが、同時に配偶者を失う可能性がある。12ハウスは喪失のハウスを意味し、同時に最も遠い場所も示す。

射手座の金星と木星

金星や木星が射手座にある場合もその傾向があるようです。木星は男性を表し、金星は女性を意味する。

ラーフと金星の合

ケートゥやラーフは異端者を示し、これが金星と合していると、外国人配偶者を示す事がある。外国人の奥さん(韓国人女性)を持つ方がD9で金星とラーフの合を持っていますが、これが3ハウスで起こっています。3ハウスは近隣を示し、それがラーフですので、韓国(近隣)という事とも解釈ができますが、この夫婦は日本在住です。

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占星術の種類

東洋の占星術

四柱推命や西洋占星術は、実はそれぞれ少し違う価値観を持っています。四柱推命は、古代中国の算命学から派生したものと言われ、その陰陽五行思想を基本としています。

他、江戸時代に直接伝わったが、当時の翻訳者には、四柱推命の知識がなかった事から解釈が違っている部分もあると言う説もそうですが、流派や考え方も多様で、ひとつの占技にしても取り扱う事項も算定方法も違っている事もあります。また、算命学は古代中国の”鬼谷子”という人物が発案したものとされています。

西洋の占星術

一方、西洋占星術はバビロニア(現在のイラク周辺)を起源とし、そこからギリシャの数学的知識と共に編纂され、徐々に現在の占星術になっていったのです。ここで古典占星術と現代占星術に分かれています。

四柱推命に関しても、西洋占星術についても、先人の知識や色々な経験が詰まった学問なのですが、それぞれのな占い方があり、非常に奥が深いのです。そして、東洋を起源とする四柱推命では、中庸を重要視するため、命式のバランスを保つ事を良しとする一方で、西洋占星術ではそういった概念は少ないのです。

インド占星術というのもありますが、これは業や因果といったものが色濃く反映され、結婚などでも参考にされます。

自由意志の有無

また、西洋占星術に戻りますが、前述の通り実は大まかに二つの考え方を持っています。一つは現代占星術で、もうひとつが古典占星術です。現代占星術は、自由意志を尊重しています。つまり、ホロスコープの配置から”どんな人物であるか”というのを読み解き、そこから”どういう行動をとればより良い人生を歩めるか”というのを考察します。

一方で、古典占星術の場合は、自由意志について(一部)あまり肯定的ではありません。これはインド占星術と似通っている部分もあります。

現代占星術の礎を作ったとされるアランレオという占星術家は、元々は古典占星術を学んでいましたが、自由意志を尊重する宗教的な弾劾によって、現代占星術を生み出したとも言われています。

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