漫画「蟲師」。漆原友紀先生の人気作品で、劇場版アニメに加え、実写映画にもなりました。
調べてみると、大賞を受賞する一年前から、第一守護神に加え、調候の守護神と全体の守護神が巡る時期へ突入。宿命のバランスを整える守護神と、仕事の守護神も巡る大転換の大運でした。
先生の日干支は「甲子」です。宿命の全体図は、泥土に立つ樹木で、根腐れを起こしかけている状態。水を弱める「火」が守護神となっています。
丑月生まれの日干「甲」の第一守護神は「丁(火)」です。次いで、第二守護神は丙火となります。大賞受賞時の大運は、戊(土)です。
この戊は、年干にある忌神の癸と干合して「丁(火)」に化けます。守護神である丁火は年干に出て、戊は丙火に変化します。
丙丁の火は守護神なので、世の中にアピールする力が大きくなります。火は伝達の役割を担っている五行です。忌神の「癸」が守護神に変わるので、運気は一変します。
この第一守護神は年干に出るので、仕事に直結します。守護神は現実に作用します。大賞受賞と連載開始は、第一守護神の巡り始めた時期です。
異常干支もなく、ここで大きく花が咲くような運気です。この大運は10年続き、デビュー作の「蟲師」はオダジョーの主演で映画にもなる等、話題となりました。
次の大運は己で、日干と干合します。これも年干の癸と干合して火となります。守護神の大運は続きます。
2014年発行の特別篇「日蝕む翳」の巻頭に「水がある場所が好きで、漫画の話を考える時も、溜まった水ではなく、動いている水のある場所にいると良く考えが出てきた…」とコメントが書かれていました。
甲木である先生にとって、動いている水(壬)は”龍高星”になります。
龍高星はアイデアの星です。「蟲師」は日本の伝統世界を反映する玉堂星ですが、創作の源は、伝統を改革する龍高星という訳です。



