
共通干支と縁
昔に札幌を旅行中、学校でロシア語を教えていた先生と知り合う事がありました。奥さんはロシア人。
調べた所、ロシアという国に関しても、旧ソ連と呼ばれる国々に対しても、先生との間には共通干支の相性が出ていました。
共通干支とは、二つの命式の中で全く同じ干支が揃っていたり、同干を基準にして十二支が散や合になる事で、縁のある干支同士の事を言います。
先生の日干支は”庚午”です。庚午は、天恍星が入る干支で、離郷で運を上げます。いつまでも若々しいエネルギーです。
年干支は”壬午”が出ていました。ロシアやベラルーシ、ウクライナの建国に関する記念日にも壬午と庚午がよく見られます。
ロシアは、旧ソ連の主導者的な立場だったのですが、ノヴゴロド国(ロシア建国の源流)の時代や、ロシアの主権宣言の日を調べてみると、同じ干支の(壬午)の気運で成り立っています。
建国時のエネルギーの定義が難しいところがありますが、開国や独立を宣言した瞬間を国の誕生として見ています。国によっては複数の開国記念日、建国記念日が見られます。この場合は、複数で検証します。
ロシアには数え切れないほどの町があります。人口100万人以上の街で、建国日が分かっている中では、50近くの町があります。
その中では(壬午)が最も多い干支です。ソビエト連邦ができた日にも(壬午)が含まれています。
国の誕生日

例えば、ロシアには代表的な独立記念日が複数あります。
まず、1990年の6月12日の主権宣言の日です。次に、1991年12月26日のソ連崩壊後の独立宣言の日ですが、どちらにも《庚午》が含まれています。先生と同じ干支で、日干支が絡んで「律音」が出ています。
同じ干支が並ぶ事を律音と言います。共通干支が出ている相性というのは、どこかしらで調和したり、似ている部分があったりと、共鳴があります。
旧ソ連の国々は、主に1990年や1991年にそれぞれ独立宣言をした主権パレードの年度にあたりますが、それも伴って共通干支がそれぞれの国に含まれています。
崩壊してもなお、それだけ国として繋がりが深いという事のように思えます。
また、開国記念日が50年前だとして、そこから戦争や再編などによって国が廃退したり、亡命していたりしても、50年後に再び独立した日とか、首都が解放された日とかで新たに独立を宣言した日にも、同じ干支が含まれている場合もあるのです。
干合変化で見る共通干支

続いてロシア語を公用語としている国を見てみます。公用語として認めている国は約4つあり、ベラルーシやカザフスタン共和国、キルギス共和国、ウズベキスタンなどが挙げられます。
これらの国同士にも共通干支があります。ソ連が解体された年度も似ている事もあり、それぞれに共通干支で繋がってるパターンです。
ベラルーシでいうと、1944年の7月3日の独立記念日や、1991年12月26日にベラルーシ共和国の独立が正式に受理された日のどちらにも《庚午》が含まれています。
数十年先の記念日にも同じ干支が含まれているという事は、その国には同じ気運が含まれているという事になりえます。
ウクライナの国家主権宣言は、1990年7月16日で”壬午と庚午”が含まれています。独立宣言は、1991年の8月24日です。この場合の日干は《丙寅》になるのですが、ソビエト崩壊後の1991年12月26日の独立記念日は上記のベラルーシと同じなので干支も全く同じです。
でも実際、日干支の《丙寅》や月干の丙申は、年干支の”辛”と干合して「壬水と癸水」になります。
この場合、それぞれ「壬寅と壬申」となり、殆どの国と大半会や納音、場合によって律音になります。つまり、どの年月日で見ても、成立するということになります。
もともと、ロシアとベラルーシとウクライナは、”キエフ公国”という同じ場所に起源(882年)を持っていて、兄弟のような間柄とよく言われているようです。
さらに遡って862年に出来た「ノヴゴロド国」というのが現在のロシア建国の基礎を築いた場所とされています。つまり、ロシアを含む3カ国の起源は、ノヴゴロド国でもあり、その862年時の干支は《壬午》です。
ソ連が崩壊し、ロシア連邦が主権宣言をしたのが1990年の6月12日で《壬午》が含まれています。
つまり、10世紀以上の時を経て、ロシア源流の時代と、ソ連崩壊後の現代ロシア連邦には、《壬午》という共通の干支があったという事になります。1991年の独立宣言の場合では《庚午》になります。
惹かれる場所

先生がずっとロシア語の先生をしていた事も、奥さんがロシア人である事も、共通干支の影響って結構あるような気もします。
留学する国に迷っている場合とか、仕事への影響とかは参考にできるのではないかと思います。自分が成長できる、縁がある国を見分けることができる可能性があります。
先生の日干支は「庚午」なので、東に庚午のある国なら蓄積や結果の場所に行動の結果ができるという事にもなります。
仕事にとって良く、求める結果にも結果にも通ずるという事です。
以前、図書館でロシア語(スラブ語)を専門に教えている方で、黒田龍之助さんという方の著書も読んだ事があるのですが、この方も日干支が《庚午》です。
日干支は年干支と違ってそう頻繁に重なることはありません。参考になる可能性はあると思います。
ちなみに、インドでも占星術の活用は盛んです。この背景もあって、インド建国の際の開国時間というのは、かなりシビアに考えられたようです。インド占星術では国の命運も、生年月日が重要視されているという事です。



