王者の土星

金メダリストの内村航平選手を西洋占星術で見てみたいと思います。

太陽は山羊座に有ります。山羊座は野心が最も強い星座のひとつで、そこに太陽が位置しています。しかし度数は20度未満でペレグリンとなりますので、太陽にしてみれば最初は心地よい動きができなかったかもしれません。しかし、ここでの強い忍耐力と目標達成力は非常に強固であり、内村さんは最終的に偉大な成果を手にしました。

山羊座は動的な星座であり、太陽の強さを見ると相性で言えば悪くはない配置で、コツコツと積み上げていく実績は、後に揺るぎないものとなる。山羊座のサビアンシンボルは、自分の能力を発揮し、目指す道の礎となる事、そしてそれを後世に役立てていく事とあります。特に山羊座の太陽はその道のトップを実現する事を指し示しています。

山羊座の支配星は土星で、同じ山羊座にあります。この土星も同じ星座で太陽と合となり、圧倒的な忍耐力を持ちます。両親や目上の人からの人望も厚く、社会的に成功する可能性が高い。内村選手の両親は、どちらも体操選手との事で、この伝統的な家系や組織の習慣を受け継ぐ事によって、世界王者という大きな偉業に繋げる事ができた。

反面、土星は制限や成功までの忍耐を表しますので、強い責任感が付いてまわります。この土星には合の凶面を除き、直接のハードアスペクトがない上、ドラゴンヘッドとのトラインがあり、土星の良い面が発揮され易かった部分もあるでしょう。

海王星も同じく合になっており、伝統を守ろうとしながら、壮大な夢を実現したい力が強く働く。そもそも山羊座がステリウムで、海王星も土星とコンジャクションしています。壮大な夢を持ちながら、実際に夢を叶える能力がある。とにかく土星が強いホロスコープだと感じます。結局、どの成功者も、土星が印象的なホロスコープが多いです。しかし海王星は不摂生による健康問題や、その他の依存心を意味する事があり、内村選手の長年の偏食に影響しているかもしれません。

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魚座と座禅と木星

アップルの創業者スティーブ・ジョブズを西洋占星術で見てみたいと思います。出生時刻が不明瞭なので、コッホシステムで見てみます。

ジョブスの太陽は魚座にあります。魚座は芸術や奉仕、精神世界の星座です。この魚座のハウスはあらゆる境界を取り払い、全ての融解を促すハウスです。逆に太陽はアイデンティティや今世で魂が向かう先、個性の発揮を意味しますので、この太陽は居心地が悪いかもしれません。

個性を発揮する天体が、自我を失くす事を求めるハウスに位置するという少し難しい配置になり、葛藤が生まれやすいか、逆に精神世界に興味を抱きやすいかもしれません。ジョブズは禅などを定期的に行っていたようで、特に学生時代に宗教や哲学などを深く学ばれていたようです。彼の心境は分かりませんが、この配置からすると魚座の太陽が関係している可能性もあります。

ネイタルでは、木星と天王星が合です。天王星は変革の惑星であり、インターネット関係、フリーランスや経営者の人に天王星のアスペクト多いイメージです。また、今までにない概念や発想を表す事もあります。そこに拡大や発展の木星が重なることで、それらの意味が増長されます。インターネットに関わる事によって非常に発展したり、それらを通じて多くの収入を得られたり、それを象徴する事で幸福に満たされるという意味にもなります。特にこの場合、ジョブズの木星は蟹座で高揚するため、木星の要望が上手く満たされることになります。

蟹座には繁栄や大家族といった意味を表しながら、ここに木星が位置すると、拡大や発展という意味が最大限に発揮される事になり、非常に大きな集団に木星の恩恵を行き渡らせることが可能なパワーを持っています。

サビアンシンボルは、優秀な集団づくりと自分のリーダーシップを発揮していく事を意味しています。しかし、重なっている天王星は変革の天体であり、他の意味として予想だにしない結果や突発性を表します。例えば所属する集団によって変革が起きるかもしれないという意味にもなります。特にこの天王星は牡羊座の火星とスクエアを形成していますから、尚の事だったのでしょう。

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