甲戌と生月中殺

外国出身の友人の相談を受けた時の事。

現在は離郷して、母国の別の都市に在住しています。一方で、離郷し取り残された祖母を心配し、故郷に戻るべきかどうかを悩んでいるという事。本当に自分はここに来て良かったのかどうか、不安を感じているという事。

友人の場合は、まだとても若い事もありますが、宿命で特徴的なのは日座天中殺の甲戌です。加えて生月中殺があります。

国内の男性と全然うまく行かず、恋愛を諦めているという部分は、日座天中殺によくある説明。一方で、外国語を勉強している事は、異国に興味があるという事。乙亥や甲戌は、一つの選択として異国縁を求めたり、実際に縁がある事が多い。

また、地元には戻りたくないけど、残された家族が心配という事。これは甲戌の特徴のひとつを示しています。つまり、家族に囚われる傾向があるという事になります。

西洋のチャートをみてみると、4ハウスに海王星があります。さらに4ハウスの支配星が9ハウスにあり、遠縁(国内でも遠い)、異国縁を示しています。4ハウスに海王星があったり、土星がある人は、宿命冲殺を持っている傾向があります。とくに月干支や年干支です。

今回の場合、出生時刻が判明していたので、チャートを作成しましたが、11ハウスが非常に強く、乙女座のステリウムです。乙女座は現実的な星座ですが、甲戌も同様です。とにかく経済的に恵まれる部分も、甲戌と似ています。

特に乙女座は奉仕やサポートを意味する星座なので、医療や福祉に縁があると言えます。実際に医療職です。

また、7ハウスにドラゴンヘッドがあるので、異国の人と縁があると言えます。ドラゴンヘッドは、インド占星術ではラーフです。

これは外国人を表します。さらに、ドラゴンヘッドやドラゴンテイルに水星がアスペクトをとっていると、通常ではない人々とコミュニケーションを取ります。ちなみに、ケートゥも外国人を示します。

さらに天王星が5ハウスにあります。天王星は風変わりを意味しますが、反転して外国を意味する事もあります。5ハウスは楽しみ、子供の部屋です。

宿命冲殺は、既存の枠では生きにくいのです。配偶者と実際に上手く続いている人は互いの干渉があまりなく、どちらも仕事をもって社会に出ているという事です。つまりそれは既存の枠を外れているという事です。(アナウンサーとか、女性経営者とか、インフルエンサーとか。)

ケートゥの時期だからか、異国交流が多くなっています。

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