天馳星と自由に飛び回る魂

十二大従星は、肉体を動かすエネルギー(魂)の正体であり、天馳星は、その十二大従星の一つです。この天馳星を宿命のどこかに持つ人は、主体的に(自由に)動けないシステムには順応しにくい特徴を持ちます。

現実を生きてきた魂は、時間の経過に従ってあの世に向かって進んでいきますが、天馳星は現実を生き抜いた魂が、あの世に帰る時の状態を表している星です。

天馳星の正体は、魂が宇宙に帰るときに、細かなレベルで分解されていく魂の分裂弾のようなもので、それが現実で行動するための器(肉体)へと宿る場合、分裂した魂に従うかのように、所収者の思考の中で、色々な感情や考えを生み出します。

この結果として多動性が出るという事になります。

特に、天馳星を構成する支は、車騎星と禄存星、そして干支によっては龍高星も入りますが、どれも陽星で動力のある星です。自分が考えるよりも前に、「動く」という特徴を持っているのです。

天馳星は、天極星、天庫星と並んで、あの世の星になります。

つまり、現実から離れている星のグループに属しているので、現実の世界に適応しにくいのもこのためです。つまり、規則正しい社会生活や、学校生活などでは苦労が多くなります。

結果として、フリーランサーとか自営業を選んだり、学生なら独特の校風の学校に通うとか、そもそも学校に行かないとか、自分の都合に合わせた生き方にシフトしていきます。

私の場合は、幼少期に天馳星があり、学生時代までこの気がありました。塾に家庭教師、習い事も色々な事に手を出し、スポーツも幾つか習ったり、絵を描いたり、碁もこの時に始めたりと、あちこちへと飛び散る気質がありました。一方で、社会に出てから現実味を帯びるようになったのは、中年期の天禄星の影響です。

天馳星、天極星、天庫星は、現実感のない星なので、これらの星は現実の生活に合わせる事に苦労しますが、自身が夢中になれる事や、何かに没頭できる環境を整える事によって、開運に向かう事ができます。

カテゴリー: 十二大従星, 占星術, 天馳星 パーマリンク