
「害」は、あまり大きな影響がなく、重視しないという方もいらっしゃいます。しかし、害(六害)は時に厄介です。
個人的には侮れないなと思います。害は十二支で構成されるので、結果として現実に影響するからです。
どの場所に「害」が出るかによって、本人または環境への影響は変わってきますが、体験から思う事は、心に負荷がかかりやすく、人や環境からストレスがかかりやすい時期です。
害は、支同士の不和です。
冒頭の通り十二支は、行動に関わる場所になるので、現実に影響します。簡単に言うと、害の正体は、支合を真正面から打ち切る組み合わせ(位相法)です。
例えば「支合」は、害の反対の意味を持ちます。
支合は融合条件で、害は分離条件になります。支合の位相法が完成すると、自分の思う方向に舵取りがしやすくなりますし、こだわりも強まるとも言えます。
でも、害の場合は正反対の運気になるので、思い通りになりにくい運気となります。
思い通りになりにくい状況が続くので、ストレスが溜まりやすくなり、結果イライラする事が増える事で、自分の思うような舵取りができなくなるのです。
害は、”対冲”のように真正面で衝突している訳ではありません。それが何とも言えない苛立ちの要因になっているのです。
自分に合わない環境に遭遇したり、仕事でスムーズに進まない事が出てきたり、仕事やプライベートで苛立つような事が出てきたりするのです。
普段の運気は特に問題なく過ごしていても、融合条件なり分離条件が巡ると普段の感覚とは違ってきます。
日柱に害が出ていれば、身近な事に関して影響します。
例えば、配偶者や家族から迷惑をかけられたり、体調を崩すような事があったりします。私の経験で、年運で干合が巡っていたのもありますが、身内が手術を含む怪我をした年に害が出ています。
日柱は、結果を表す場所になるので、貯金も意味します。金銭の浪費や、パートナーとの不和や争いを意味します。私は実際、引っ越して1ヶ月で、また引っ越した事があり、その時に数十万円を浪費してしまった事もあります。
日柱に害が巡る時は金銭と配偶者、側近に注意するほうがいいかもしれません。特に年運の場合は注意です。
このように、害は支合(自分の理想)を打ち壊す作用があります。
月柱に害が巡る場合は、自分の”メンタル”に注意する時期となります。もともと活力のある人だったのに、害の時期は目の前に霧が掛かっている様な感じで、ちょっとした事でも不安を感じたりします。
害は思い通りになりにくい運気なので、夢や希望を感じにくくなったりします。月柱は、環境や家系も表すので、自分の立ち位置に不安を感じたりするのです。
害の時期は、ストレスで何度か転居したり、環境に関してストレスを感じやすかった時期でした。害は、精神的な負担を感じ易くなります。それが重なると、心も荒みやすくなります。
本人の宿命に散法が絡んでいると、影響も顕著になりやすいです。月柱は心の支えを表しますので、なんとなくモヤモヤします。
年運であるならば影響が顕著になります。
大運ですと大きくは出ずとも、気乗りしない事も多かったりと、大運で巡る月柱の害は、結構厄介です。大運は月干支を土台にしているので、心の揺れや不和が現実に影響を与える場合もあります。
依頼者の方で、お店の経営がある程度軌道に乗っていたものの、年柱に害が出ていた年に、新しい共同事業者と反りが合わなくなり、ビジネスで不和が発生しているケースもありました。
相性や出会った時期というのも考慮するものですが、年柱に害が巡っていた時期は仕事でイライラしやすかったりします。考えや行動するタイミングが合わないとか、その時求めているものとズレが出るストレスです。友人関係、母親や目上の兄弟なども意味します。
人によっては微力でも、妙なストレスがかかりやすい時期です。
この時期にストレスを解消する方法を見つけたり、落ち着ける場所を訪ねて、ストレスを解消したりと、自分のリラックス法を意識して見つける機会にすると効率的かもしれません。
また、害の時期と大運と切り替わり(接運)の時期は、特に体調の変化に留意する方が良いでしょう。
もともと害を持っている人の場合は、その場所の意味が思い通りになりにくいという事です。それを踏まえた上で行動するか、その柱の方位守護神を見つける事です。
ストレスが溜まりやすい食傷大過の宿命や、不和の位相法(害、刑、破)を持つ場合は、顕著になりやすいです。気にし過ぎもよくないですが、その時に忌神が巡ってる場合は、害と言えど、油断しない方が良いでしょう。
散法の巡る大運は、特に大きく成長できる機会です。誰もが通る道であり、自分なりの過ごし方を模索する時期です。それを見つける事は、次の大運をを輝かせる事になります。



