習得の星である玉堂星や龍高星ですが、土性の五行から構成される場合は、特に深い知識と思考法を示すようです。以下は教科書からの引用です。
『現実の姿として現われる時は底知れぬ教養人となり、地味な教養のつみ重ね…または蓄積が年令とともに少しずつ表面化することになるわけです。』
土性から出る「玉堂星」の持ち主は、幼少期や若年期には知的ではない人物に映るかもしれませんが、時間の経過と共に深い教養を身につけて行きます。
特に日干戊の玉堂星(印綬)を持つ人は、深い思考と教養人としての基盤を元から持っていると言えます。年齢が上がるにつれて思考法に深みが出るというのは、土の性質が狭い範囲で影響を持つからです。
| 戊 | 丁 | 壬 |
| 子 | 未 | 午 |
| 癸 | 乙 | 己 |
将棋で四冠を達成した藤井聡太九段をみてみると、日干は戊で丁から「玉堂星」が出ています。
この丁は月干から出ていますので、思考法も才能も玉堂星です。また、男性がこの型を持つ場合は、龍高星的な思考になる事もあるようです。土の五行はその性質から、一定の範囲にのみ影響を持ちます。特に専門分野を持つ事が開運に通じます。ここに司禄星が加わると、影響力は倍化します。
西洋占星術で見てみると、”水星と土星”の合があります。ここが鍵です。水星は知性や思考法を示していますが、土星のコンジャクションを受けています。知恵は土星によって発達や完成は遅れるものの、代わりに深い思考能力を与えるという事です。
土星というのは遅延を示しますが、ある一定の期間に到達すると好影響が出ます。土性玉堂星と同じく、このアスペクトの場合も時間の経過と共に思考に深みが出てます。年齢を重ねるにつれて、知性が発達していくアスペクトです。


